医薬品名
ロルノキシカム錠4mg「KO」
市販価格(相場)
400円/10錠あたり
3,500円/100錠
製造販売
寿製薬株式会社
効能効果
○下記疾患並びに症状の消炎・鎮痛
関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、頸肩腕症候群、肩関節周囲炎
成分
ロルノキシカム2mg
用法用量
- 通常、成人にはロルノキシカムとして1回4mgを1日3回食後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日18mgを限度とする。
○手術後、外傷後及び抜歯後の消炎・鎮痛
通常、成人にはロルノキシカムとして1回8mgを頓用する。ただし、1回量は8mgまで、1日量は24mgまで、投与期間は3日までを限度とする。また、空腹時の投与は避けることが望ましい。
コラム
ロルノキシカム錠は、痛みや炎症を抑える効果がある非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の一種で、一般名はロルノキシカムと呼ばれます。
ロルノキシカム錠は、関節リウマチや変形性関節症、腰痛、肩こり、歯痛、痛風、月経痛などの慢性的な痛みや炎症を緩和するために処方されます。
ロルノキシカム錠は、COX-2酵素を選択的に阻害することによって、炎症を引き起こすプロスタグランジンの生成を抑えます。COX-2酵素は、炎症や痛みに関連するプロスタグランジンの生成に重要な役割を果たす酵素であり、ロルノキシカム錠はこの酵素の活性を阻害することで炎症や痛みを抑えることができます。
ロルノキシカム錠は、1日1回、通常は食後に服用されます。医師が別の服用方法を指示した場合を除き、1回の服用量は20mgであり、必要に応じて増量または減量されることがあります。ただし、1日の最大服用量は20mgを超えてはいけません。
ロルノキシカム錠は、副作用として胃腸障害(胃痛、下痢、悪心、嘔吐など)や、頭痛、めまい、蕁麻疹などが報告されています。また、高齢者や胃腸障害の既往がある患者には、注意が必要です。医師の指示に従って適切に使用することが大切です。