医薬品名
ビオフェルミンR錠
市販価格(相場)
500円/10錠あたり
4,600円/100錠
製造販売
ビオフェルミン製薬株式会社
効能効果
下記抗生物質、化学療法剤投与時の腸内菌叢の異常による諸症状の改善
ペニシリン系、セファロスポリン系、
アミノグリコシド系、マクロライド系、
テトラサイクリン系、ナリジクス酸
成分
1g中に耐性乳酸菌6.0mgを含有する。
用法用量
通常成人1日3錠を3回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
コラム
抗生物質を服用するとお腹の「良い細菌(善玉菌)」まで退治してしまうため、お腹が緩くなる・下痢になる人は割と多くいます。そのため、このビオフェルミンRを、抗生剤と一緒に服用するとそうした症状が緩和されます。
抗生剤に抵抗性(resistance)がある、整腸剤です。
クラビット錠(レボフロキサシン錠)などのニューキノロン系抗生剤には保険適応が無く、処方できません。効果がないという訳ではありません。その場合は普通の整腸剤が処方される事になるわけですが、そうした整腸剤の最近もやっつけてしまうので、ビオフェルミンRを使用した方が望ましいケースもあるかもしれませんね。
普段の整腸剤としてこの薬を使うメリットは、ほとんど無いでしょう。