医薬品名
ツムラ三物黄芩湯
市販価格(相場)
1,700円/21包
製造販売
株式会社ツムラ
効能効果
手足のほてり
成分
本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス3.75gを含有する。
日局ジオウ 6.0g
日局オウゴン 3.0g
日局クジン 3.0g
用法用量
通常、成人1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
コラム
「三物黄芩湯」は、漢方薬の一つで、風邪や熱などの病気に対する治療に使われます。漢方薬には複数の生薬を組み合わせた処方が多く、三物黄芩湯もその一つです。
三物黄芩湯の主要な成分は、黄芩、桂枝、芍薬の三つです。これらの生薬は、それぞれ風邪や熱、発汗、鎮痛などの効果があります。これらを組み合わせることで、病気の原因に対して総合的なアプローチが可能となります。
黄芩は、清熱解毒の効果があるとされ、熱や炎症を抑える作用があります。また、抗菌・抗ウイルス作用もあり、風邪やインフルエンザなどの感染症に効果があるとされています。
桂枝は、発汗作用があり、体内の余分な熱を外に出すことで、発熱や発汗などの症状を緩和する作用があります。また、血行を促進することで、体の代謝を活性化するとされています。
芍薬は、鎮痛作用や抗炎症作用があり、痛みや炎症を抑える作用があります。また、血行を良くすることで、体内の余分な熱を外に出すこともできます。
以上のように、三物黄芩湯には、風邪や熱、インフルエンザなどの感染症に対して効果的な成分が含まれています。しかし、漢方薬には、体質や症状によって使い分けが必要な場合があります。そのため、正しい診断と処方を受けることが重要です。