医薬品名
ツムラ芍薬甘草湯
市販価格(相場)
1,300円/21包
製造販売
株式会社ツムラ
他の漢方メーカー(配合成分量が異なるケースがあります):クラシエ・小太郎漢方・本草
効能効果
急激におこる筋肉のけいれんを伴う疼痛、筋肉・関節痛、胃痛、腹痛
成分
本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス2.5gを含有する。
日局カンゾウ 6.0g
日局シャクヤク 6.0g
用法用量
通常、成人1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
コラム
薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)は、漢方薬のひとつで、痛みや炎症を緩和する効果が期待されています。古くから愛用され、現代でも多くの人々に利用されています。
芍薬甘草湯の主要成分は、芍薬(しゃくやく)、甘草(かんぞう)などで、これらの成分が痛みや炎症を和らげ、体内のバランスを整える作用があります。特に、芍薬には、筋肉を弛緩させる作用があるため、生理痛や頭痛、筋肉痛などの痛みに対して効果が期待されます。また、甘草には、抗炎症作用や抗アレルギー作用があるため、炎症やアレルギーに対しても効果が期待されます。
芍薬甘草湯は、痛みや炎症のほか、ストレスや不眠症などにも効果が期待される漢方薬です。ただし、効果や副作用には個人差があり、医師や漢方専門家の指導のもとで使用することが望ましいです。
また、芍薬甘草湯は、現代医学の治療法との併用が推奨されています。自己判断での使用は避け、適切な専門家の指導のもとで、安全かつ効果的な治療を受けましょう。
漢方薬は、現代医学と異なる考え方や効果があるため、専門家の指導を受けたうえで使用することが望ましいです。痛みや炎症に悩む方は、芍薬甘草湯を含む漢方薬の使用を検討してみるとよいでしょう。