医薬品名
ツムラ抑肝散加陳皮半夏
市販価格（相場）
1,800円/21包
製造販売
株式会社ツムラ
他の漢方メーカー（配合成分量が異なるケースがあります）：クラシエ・小太郎漢方
効能効果
虚弱な体質で神経がたかぶるものの次の諸症：
神経症、不眠症、小児夜なき、小児疳症
成分
本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス4.5gを含有する。
日局ハンゲ 5.0g
日局ソウジュツ 4.0g
日局ブクリョウ 4.0g
日局センキュウ 3.0g
日局チョウトウコウ 3.0g
日局チンピ 3.0g
日局トウキ 3.0g
日局サイコ 2.0g
日局カンゾウ 1.5g
用法用量
通常、成人1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
コラム
抑肝散加陳皮半夏（よくかんさんかちんぴはんげ）は、漢方薬の一種で、肝臓を鎮める効果が期待できる薬です。肝臓は、体内の毒素を排出する重要な臓器であり、ストレスや不規則な生活習慣、過剰なアルコール摂取などが原因で疲れやすくなり、肝機能障害を引き起こすことがあります。そんな時に、抑肝散加陳皮半夏が効果的な漢方薬として使われます。
抑肝散加陳皮半夏は、抑肝散（よくかんさん）に、陳皮（ちんぴ）と半夏（はんげ）を加えたものです。抑肝散は、肝臓を鎮め、体内の不要物質を排出する効果があり、陳皮と半夏は、消化を助ける効果があります。これらの生薬を組み合わせることで、肝臓の働きを調整し、体内の毒素を排出する効果が期待できます。
抑肝散加陳皮半夏は、肝臓の機能を正常に保ち、疲れやすさや消化不良、肌荒れなどの改善に効果があるとされています。また、アルコールやタバコなどの影響による肝機能障害にも効果が期待できます。
ただし、抑肝散加陳皮半夏は、漢方薬であるため、副作用がある場合があります。一部の人には、下痢や便秘などの症状が現れることがあります。また、妊娠中や授乳中の女性、薬剤にアレルギーがある人などは、使用を控える必要があります。
抑肝散加陳皮半夏は、肝臓の機能を改善し、疲れやすさや消化不良、肌荒れなどの症状に効果があるとされています。ただし、副作用や使用上の注意点があるため、医師や薬剤師に相談してから使用することが重要です。
